今回は、静岡県のM様から、パワーコンディショナ故障のご相談をいただきました。
M様が使用されている太陽光発電設備はシャープ製で、設置から約12年が経過し、パワコンの故障が原因で発電が停止している状態でした。
設備の更新にあたって複数のプランをご検討されていましたが、M様が特に気にされていたのは、既存の太陽電池モジュールを今後も使用できるのかという点でした。
そのため、既存モジュールの出力や配線などの状態を確認したうえで、交換方法を比較したいとのご希望をいただきました。
そこで、まずは有償で太陽電池モジュールの状態を確認する点検を行いました。
太陽電池モジュールは発電していることを確認
点検した結果、太陽電池モジュール側では発電していることを確認できました。
つまり、太陽光パネルそのものが使用できなくなったわけではなく、パワコンを交換することで引き続き発電設備を使用できる可能性がある状態です。
そこで、まずはパワコンのみを交換する案をご提案しました。
パナソニック製パワコンへの交換をご提案
既設システムはシャープ製ですが、今後の使用期間や保証内容も考慮し、パナソニック製5.5kWの屋外マルチパワコンをご提案しました。
対象製品には所定の条件を満たすことで15年間の機器保証が適用されるため、長期的な使用を見据えた選択肢としてご案内しています。
パワコンが故障したからといって、太陽光発電システムをすべて入れ替える必要があるわけではありません。
既存の太陽電池モジュールがまだ使用できるのであれば、パワコンだけを交換して引き続き発電する方法もあります。
蓄電池を導入する場合も2種類で参考見積もり
M様の設備は設置から約12年が経過していますが、今回の点検では太陽電池モジュール側の発電を確認できました。
今後も設備を使用していくことを見据え、今回のパワコン交換を機に、
「パワコンだけを交換するのか」
それとも、
「このタイミングで蓄電池も導入するのか」
という2つの方向性を比較していただけるようにしました。
今回は、ニチコン製蓄電池の7.4kWhと9.9kWhの2種類について、参考見積もりをご案内しました。
ご提案した蓄電池は、パワコンの機能を内蔵したハイブリッドタイプです。
パワコン交換と蓄電池導入を別々に行うのではなく、今回の交換時期にあわせて設備を見直す選択肢としてご案内しました。
導入費用だけでなく、今後の電力使用状況や自家消費による経済的なメリットなども踏まえ、比較検討していただいています。
現場担当より
パワコンが故障した際、必ずしも太陽光発電設備をすべて交換する必要はありません。
今回のように、既存の太陽電池モジュールが発電していることを確認できれば、パワコンのみの交換も選択肢になります。
一方で、蓄電池の導入を検討されている方にとっては、パワコンの交換時期が設備構成を見直す機会にもなります。
私たちは、現在の設備状況とお客様の今後のご希望を確認しながら、それぞれに適した方法をご提案していきたいと考えています。



